ブラジル株:大半の銘柄が上昇-企業業績の先行きを楽観

25日のブラジル株式市場では、大半 の銘柄が上昇した。電話会社テレフォニカ・ブラジルがアナリスト予想 を上回る利益を上げたことを受け、企業業績の先行きに楽観的な見方が 広がった。一方、指標のボベスパ指数は小幅安で引けた。

建材メーカーのデュラテックスは10週間ぶりの高値に上昇。同社が 発表した決算についてバンコ・サンタンデール・ブラジルは「過去最高 の四半期業績だ」と指摘した。カード決済処理会社シエロは昨年9月以 来の高値。同社の投資判断をクレディ・スイス・グループが「買い」相 当の水準に引き上げたことが好感された。ブラジル中央電力を中心に電 力株も上げた。一方、原油相場が7週間ぶりの安値を付ける中、ブラジ ル石油公社(ペトロブラス)は下落した。

ボベスパ指数は前週末比0.1%安の56617.56で終了。指数構成銘柄 のうち上昇は41銘柄、下落は25銘柄。通貨レアルは0.5%安の1ドル =1.9820レアル。ブラジル中央銀行のトンビニ総裁がインフレは7-12 月(下期)に鈍化傾向になるとの見通しを示したことが材料視された。

証券会社コルバルのトレーダー、サンドロ・フェルナンデス氏は電 話取材に対し、「25日発表の企業業績は極めて良好で、今年はブラジル 企業にとってより良い一年になるとの楽観論に拍車が掛かった」と指 摘。さらに「トンビニ総裁がインフレ率は低下する、それも自然に低下 するだろうと発言したことがさらに良かった。投資家は最近の当局の介 入を非常に懸念していたためだ。これがきょうの株価を支える一因とな った」と説明した。

原題:Most Brazilian Stocks Advance as Telefonica Rallies on Earnings(抜粋)