カーニー次期英中銀総裁:銀行は信頼回復を-改革必要

イングランド銀行(英中央銀行)次 期総裁に就任するカナダ銀行(中央銀行)のマーク・カーニー総裁は25 日、世界の金融業界に対する信頼回復に向け、銀行は資本水準や報酬の 変更など規制改革を受け入れべきだとの認識を示した。

カーニー総裁はカナダ・オンタリオ州の大学で講演し、「バンカー は自らを所属する金融機関の管理人と考え、それを改善した上で後任者 に引き継ぐ必要がある」と指摘。「信頼を得るスピードは徒歩、失う速 さはフェラーリ」と言われていると語った。

2008年の金融危機につながった行き過ぎた行為に加え、ロンドン銀 行間取引金利(LIBOR)の設定をはじめとする不正疑惑によって、 「一般市民からの信頼は大きく損なわれている」と強調した。同総裁は 6月1日に現職を退き、その1カ月後にイングランド銀行(英中央銀 行)総裁に就任する。

カーニー総裁は講演ではカナダ経済や金融政策の見通しについては 言及しなかったものの、終了後記者団に対し、3月1日発表予定の12 年10-12月(第4四半期)成長率は1%未満との見方を示した。

原題:Carney Says Banks Should Focus on Customers, Not Ferraris (2)(抜粋)

--取材協力:Fergal O’Brien.

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