NY原油:小反落、国務長官がイラン問題の外交的解決に言及

ニューヨーク原油先物相場は小幅反 落。ケリー米国務長官がイランの核問題の外交的な解決は可能だとの考 えを示唆したことや、ユーロが対ドルで下げに転じたことが背景。

米国など主要国はイランに対し、禁輸措置の段階的解除と引き換え として「有効かつ最新の提案」を受け入れるよう求めた。イランは26日 にカザフスタンで、米国と中国、フランス、ドイツ、ロシア、英国と協 議する。交渉は8カ月間中断していた。現時点でのイタリア選挙の結果 を受けて、ユーロは対ドルで6週間ぶりの安値に下落。一時はユーロの 上昇に伴い、原油は1.4%値上がりする場面もあった。

ショーク・グループ(ペンシルベニア州ビラノバ)のスティーブ ン・ショーク社長は、「ケリー長官によるこうした発言は原油にとって 弱材料になる」と指摘。「相場の流れは変わっており、一段の下落もあ り得る」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物4月限は前営業 日比2セント(0.02%)安の1バレル=93.11ドルで終了した。

原題:Crude Slips as Kerry Says Diplomatic Solution Possible on Iran(抜粋)

--取材協力:Lananh Nguyen、Kitty Donaldson、Ben Richardson.

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