ギリシャは危機脱しつつあるが、13年は依然厳しい-中銀総裁

ギリシャは徐々に危機から脱しつつ あり、信頼回復に伴い預金も戻りつつある。一方で2013年も厳しい年に なるとの認識を、ギリシャ銀行(中央銀行)のプロボポラス総裁が示し た。

同総裁は25日、中銀の年次総会で、2008年のリセッション(景気後 退)入り以降20%縮小したギリシャ経済が、13年もマイナス成長にとど まるとの見通しを明らかにした。14年はプラス成長回帰を見込んでい る。今年の失業率は昨年の平均24.5%からの悪化が予想されるという。

欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのプロボポラス総裁は 講演で、「13年が引き続き難しい年であることは疑いがない。リセッシ ョン(景気後退)と高失業率の持続が主因だ」と語った。講演の内容は 電子メールで配布された。救済合意の「ギリシャプログラムの実行継続 が回復の前提条件だ」と続けた。

ギリシャは2回にわたる救済を受ける上で合意した条件の赤字削減 および経済改革のプログラムを進めている。プロボポラス総裁は脱税摘 発による税収ベースの拡大や輸出主導の成長モデル実現の必要性を指 摘。「破綻の危機は回避されユーロ離脱の可能性は遠のいた。信頼感は 徐々に回復されつつある。しかし、これらの勇気づけられる展開で自己 満足に陥る余地は全くない」と戒めた。

原題:Greece Gradually Emerging From Crisis, ECB’s Provopoulos Says(抜粋)

--取材協力:Maria Petrakis、Natalie Weeks.

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