住友鉱:新株予約権付ローンで1000億円調達へ、前倒しで借り換え

住友金属鉱山は25日、三井住友銀行 から新株予約権付きローンで1000億円を調達すると発表した。今後、大 規模な投資案件が生じた場合には、返済の代わりに普通株式を発行して 割り当てることで資本増強が可能になるため、健全な財務体質の維持に つながると判断した。

借入実行日は3月15日で満期は7年。調達資金は2008年に同様のス キームで借り入れた1000億円の返済に充てる。同借入金の満期は15年2 月だが、株価下落でこのほど新株予約権の行使を要請できる条件を満た さなくなった。このため、機動的な資本政策を行える状態に戻すため、 前倒しで借り換えを実施する。

新株予約権の行使は原則として住友鉱からの要請が必要な仕組み。 行使価額の下限を基準にすると、最大で発行済み株式総数の約12%に当 たる新株が発行される可能性もある。一方、住友鉱は5.1%分の自己株 も保有している。

住友鉱・広報IR部の高橋雅史氏によると、今回の借り換えによっ て年間数億円の金利負担の軽減にもつながるという。

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