中国株(終了):反発-製油株や証券銘柄が高い、利益期待で

中国株式相場は反発。上海総合指数 は先週、週間ベースで1年8カ月ぶりの大幅な下落となっていた。民間 統計で中国の製造業活動が今月に減速する可能性が示されたものの、製 油株や証券銘柄が利益見通しの改善を受けて上昇した。

中国石油化工(SINOPEC、600028 CH)は2.7%高。政府が昨 年9月以来初めて製油会社に価格引き上げを認めた。中信証券(600030 CH)や海通証券(600837 CH)など証券株も上昇。当局が空売りプログ ラムを拡大すると上海証券報が伝えた。

不動産会社の万科企業(000002 CH)と保利房地産集団(600048 CH)は下落。不動産市場を落ち着かせるための詳細なルールが近く公表 されると中国証券報が報じた。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動して いる上海総合指数は、前週末比11.66ポイント(0.5%)高の2325.82。 一時は1.1%高となったが、英HSBCホールディングスとマークイッ ト・エコノミクスが発表した2月の中国製造業購買担当者指数 (PMI)速報値がエコノミスト予想を下回ったことで上げ幅が縮小し た。上海、深圳両証取のA株に連動するCSI300指数は同0.3%高 の2604.96。

浙商証券の王偉俊ストラテジスト(上海在勤)は「きょうの上昇は SINOPECなど大型株数銘柄が値上がりしたことによるテクニカル な反発だ。SINOPECは燃料価格の引き上げが予想を上回ったこと で上げた」と指摘、「PMIは景気回復が弱いことを示している」と述 べた。

原題:China’s Stocks Rebound From Steepest Weekly Decline in 20 Months(抜粋)

--取材協力:Weiyi Lim.