中国はシャンパンの救世主か-コニャック人気でメーカー期待

世界のシャンパン消費が横ばいとな る中、メーカーは中国に目を向けている。中国ではコニャックが大きな 人気を得ており、同国向けは世界の輸出の22%を占めている。この比率 は2000年には5%だった。

フランスのワインメーカー、ペルノ・リカールのシャンパン部門の マーケティング責任者、シャルルアルマン・ドゥ・ベルネ氏は「数年以 内に中国がシャンパン市場を変える可能性があると思う」と語る。中国 は同社のシャンパンブランド「マム」にとって2番目、「ペリエ・ジュ エ」にとっては3番目の輸出市場。

調査会社ミンテル(上海)のアナリスト、ポール・フレンチ氏によ ると、この計画には一つ問題がある。シャンパンはコニャックほど賞味 期限が長くないことだ。シャンパンは開栓後、すぐに消費されなければ ならない。一方、コニャックは数年間保存し、特別な来客があった際に 振る舞うことができる。

中国でのコニャックの売り上げは、春節(旧正月)前後の時期が大 半を占める。中国人はこの時期に友人や取引先にコニャックや白酒(パ イチュウ)などの高級酒を贈ることが多いためだ。

フレンチ氏は、これらの贈り物は「花瓶のように棚に」飾られてい ると指摘。シャンパンメーカーは「中国にかなり過度に期待を寄せてい る。シャンパンは売り込むのが非常に難しい商品だ」と語る。

業界団体CIVCによると、世界のシャンパン売上高は、フランス を中心に昨年、4.4%減少した。市場調査会社ユーロモニターによれ ば、中国での売上高は過去3年間、年間平均33%増加している。

原題:Champagne in China Seen Failing to Match Cognac Cachet: Retail(抜粋)

--取材協力:Liza Lin.