【個別銘柄】増資観測のシャープ安い、銀行や海運上昇、HIS堅調

きょうの日本株市場で、株価変動材 料の出た銘柄の終値は以下の通り。

シャープ(6753):前週末比5.2%安の294円。公募増資を含む最 大2000億円規模の資本増強を行う検討に入った、と23日付の産経新聞朝 刊が報じた。台湾・鴻海精密工業からの出資受け入れ交渉打ち切りも視 野に入れており、調達資金は社債の償還原資などに充てる予定という。

銀行:三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)が2.7%高 の527円、みずほフィナンシャルグループ(8411)が2%高の206円な ど。JPモルガン証券は25日付の投資家向けメモで、全業種のバリュエ ーション、利益の安定性と長期的な改善可能性の高さ、配当利回りなど を総合すると、銀行の魅力は高く、株価の上昇余力はまだ大きい、との 見方を示した。

海運:川崎汽船(9107)が12%高の203円、商船三井(9104) が4.6%高の322円など。モルガン・スタンレーMUFG証券は22日付の リポートで、足元のスポット運賃は下げ止まり、従来想定していたよう な大幅値崩れはなさそう、と指摘。株価上昇後でも依然として割安感が 強く、コンテナ船市況の回復による業績改善期待は株価に織り込まれて いない、との見方を示した。

T&Dホールディングス(8795):1.4%高の1118円。SMBC日 興証券は22日付で投資判断を「中立」から「アウトパフォーム」に、目 標株価を900円から1400円に引き上げた。大同生命の生命保険販売の堅 調さや機動的な資産運用戦略の進展で、収益性向上期待が高まりつつあ る、との見方を示した。

ヒロセ電機(6806):3%高の1万1140円。ジェフリーズ証券は25 日付で投資判断を「アンダーパフォーム」から「ホールド」に、目標株 価を8100円から1万800円に引き上げた。顧客ミックス改善で、スマー トフォン向け製品の伸びに期待できるとし、2014年3月期の連結営業利 益予想を従来の221億円から250億円に増額した。

エイチ・アイ・エス(9603):3.2%高の3515円。東南アジアで現 地消費者の旅行需要を開拓する、と23日付の日本経済新聞朝刊が報じ た。タイとインドネシアでことしから販売店の多店化に着手し、ほかの 国にも順次取り組みを広げる、と伝えている。

ソフトバンク(9984)と三井物産(8031):ソフトバンクが3.9% 高の3475円、三井物産が2.3%高の1402円。ロシアの政府系電力大手と 共同で、同国で発電した電力を日本に輸入する構想を打ち出した、と24 日付の日経新聞朝刊が報じた。16年以降の輸入を目指すとしており、実 現すれば日本初の電力輸入になる、と日経は報じている。

三和ホールディングス(5929):4.7%高の473円。SMBC日興証 券は22日付で、目標株価を500円から520円に引き上げ、投資判断「アウ トパフォーム」を継続した。三和シヤッター工業の受注高が好調を維持 しているほか、為替前提を円安方向に見直すとして、14年3月期の連結 営業利益予想を従来の157億円から164億円に、15年3月期を170億円か ら178億円にそれぞれ引き上げた。

エイベックス・グループ・ホールディングス(7860):2.9%高 の2526円。マッコーリー証券は22日付で、投資判断「アウトパフォー ム」でカバレッジを開始した。目標株価3100円。スマートフォン利用や ダウンロード高速化を追い風に映像コンテンツを拡充しており、NTT ドコモとソフトバンク経由のサービスの成長性が高い、との見方を示し た。

SMC(6273):1.7%高の1万5730円。ドイツ証券は22日付で投 資判断を「ホールド」から「買い」に、目標株価を1万2750円から2万 円に引き上げた。半導体向け事業の底打ちと円安進行がプラス要因にな ると指摘。14年3月期の連結営業利益予想を従来の943億円から947億円 に増額し、過去最高益を更新すると予想した。

メガチップス(6875):5.8%高の1471円。発行済み株式総数 の1.27%に当たる30万株、総額では5億円を上限に自己株式を取得する と22日に発表した。取得期間はきょうから3月8日まで。

北陸電気工事(1930):12%高の317円。13年3月期の連結営業利 益予想を従来の18億6000万円から22億2000万円に増額すると発表した。 前期比9.9%減だった予想が一転、7.5%増益を見込む。受注高が堅調に 推移したほか工事の進ちょくも当初想定よりも進んでいるとしている。

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