東芝:6月の社長交代、意外感は少ないとの声-市場関係者

23日に報じられた東芝の社長交代人 事について、市場関係者からは意外感は少ないとの声が出ている。今回 の社長交代が、前例とほぼ同じ4年ぶりであることなどが背景。

東芝関係者は23日、朝日新聞の朝刊報道を認める形で、6月に田中 久雄副社長が社長に昇格する人事を固めたと明らかにしていた。佐々木 則夫社長は新設の副会長に就任し、西田厚聡会長は留任の見込みだとし た。同社は25日、社長人事報道に関し「当社から発表したものではな い」とのコメントを発表している。

SMBC日興証券の嶋田幸彦アナリストは、佐々木氏が2009年6月 に社長に就任してから4年が経過する点を踏まえ「意外感は少ない」と コメント。同社長については08年秋の「リーマンショック後の厳しい状 況から東芝を立て直した印象を持っている」と述べた。

立花証券の大牧実慶アナリストは西田、佐々木の両氏が会社にとど まることから東芝が「社長交代で大きく変わる印象はない。引き続き家 電を縮小し、半導体やエネルギー部門に力を入れていくことになるだろ う」と語った。

25日の東芝株価は前営業日比2.9%高まで買われた後、同11円 (2.7%)高の423円で午前の取引を終了した。

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