米国:歳出削減ならリセッションに逆戻り-全米知事協会

全米知事協会(NGA)は、連邦歳 出が削減されれば大恐慌以来最悪の金融危機から回復過程にある米国州 経済が打撃を受け、米経済をリセッション(景気後退)に逆戻りさせる 可能性が高いとの認識を示した。

週末にワシントンで開催されたNGAの会議で共和・民主両党の知 事は、3月1日に発動される850億ドル(約8兆円)の包括的な歳出削 減を回避する道をオバマ米大統領と議会は見つけ出す必要があると表明 した。

歳出の強制削減は教員や消防士の解雇を招き、計画された予算が今 後9年で1兆2000億ドル縮小することにつながる。このうち半分は国防 関連費で、残りは国内投資関連が占める。全米の州知事は歳出削減をめ ぐる脅威が既に米経済に悪影響を及ぼしており、大統領と議会が合意で きなければ状況はさらに悪化すると警告した。

NGAの会長を務めるデラウェア州のマーケル知事(民主)はテレ ビ番組「フォックス・ニュース・サンデー」で、強制削減により「われ われが振り出しに戻る可能性について、何かしら疑問があるとは思わな い。経済と雇用に本当に多大な影響を及ぼす」と述べた。

原題:Spending Cuts to Push U.S. Back to Recession, Governors Say (2)(抜粋)

--取材協力:Greg Giroux、Kasia Klimasinska、Miles Weiss、Michelle Kaske.

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