【FRB要人発言録】来年6月までに利上げも-ブラード総裁

18日から24日までの米連邦準備制 度理事会(FRB)要人の主な発言は次の通り(記事全文は発言者の氏 名をクリックしてください)。

<2月22日> タルーロFRB理事(ニューヨークのシンポジウムで):(大手銀行の 債務リスクという)脆弱(ぜいじゃく)性は、慎重に監督されている大 手銀行、すなわち大き過ぎてつぶせない銀行と、より広い金融システム の双方に関与する。

パウエルFRB理事(ニューヨークで講演):当局にはバランスシート をよりゆっくりと正常化させる柔軟性がある。例えば「資産売却ゼロ」 計画が考えられる。つまり保有資産が満期を迎えれば、そのまま償還さ せるというものだ。この計画を実施すると正常化の時期が1年ほど先送 りされる。またこのアプローチは、市場混乱の可能性をめぐる懸念にも 対応する。

ブラード・セントルイス連銀総裁(CNBCとのインタビュー):当局 の政策は非常に緩和的だ。今後も長期間、緩和姿勢が続く。FOMCで 債券購入プログラムをいつか縮小させるという考えが強まりつつあるか もしれない。情勢の緩やかな改善を目にした時はそれを認め、プログラ ムを段階的に縮小させるべきだ。

ローゼングレン・ボストン連銀総裁(ニューヨークで講演):大規模な 資産購入プログラムにより、金利の低下や一段の経済成長を通じて財政 見通しが改善する。同プログラムは完全雇用の推進やインフレ率2%の 目標達成も支援する。政策を判断する上では、こうした効果や何もしな いことのコストについて検討することも大事だ。

<2月21日> ブラード・セントルイス連銀総裁(ニューヨークで講演):セントルイ ス連銀の現在の予測では、失業率は2014年6月に6.5%という節目を割 り込むと示唆されている。終了時期が決まっていない以上、FOMCは 米マクロ経済指標に合わせて債券購入ペースを変えなければならないだ ろう。

ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁(ニューヨークで講演):最 大限の雇用確保と物価安定という二大責務の達成に向け、強力な金融緩 和策を講じ続ける必要がある。住宅ローン担保証券(MBS)と期間が 長めの米国債の買い入れは、今年下期に入ってもしばらくは必要になる だろう。

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