英中銀マイルズ氏:成長促進で金融緩和の公算-新たな手段も

イングランド銀行(英中央銀行)金 融政策委員会(MPC)メンバー、デービッド・マイルズ氏は21日、英 中銀が恐らく、景気回復促進に向け金融緩和を拡大するとともに新たな 措置を検討することになると指摘した。

マイルズ氏は英バースで講演し、「金融緩和拡大で良い事例を生み 出すことが可能だ」とし、資産購入が唯一の可能な緩和策ではないと付 け加えた。「需要を押し上げる上で確実に効果的な金融政策手段があれ ば、それを使うべきだ」と述べた。

7日のMPCでマイルズ氏はキング総裁やフィッシャー委員と共に 資産購入枠の250億ポンド(約3兆5500億円)引き上げを主張したが、 こうした意見は少数派だった。約4カ月後に英中銀総裁に就任するマー ク・カーニー氏が政策オプションに関する議論を活発化させる中で、 MPCは今月の会合で利下げから与信拡大策までさまざまな手段を協議 した。

マイルズ氏は講演で、英国にとって何が「最適政策」になるかを試 算するモデルを用いた結果として、量的緩和(QE)を実施する場合に は16%の拡大あるいは約600億ポンド相当の資産購入が必要だと説明し た。

原題:Miles Says BOE Should Probably Loosen Policy to Boost Growth (1)(抜粋)

--取材協力:Svenja O’Donnell、Jennifer Ryan.

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