シンガポール:10~12月GDP改定、前期比年率3.3%増

シンガポールの昨年10-12月(第4 四半期)の経済成長はエコノミスト予想を上回る伸びとなった。製造業 活動の縮小幅が小さくなり、アジア経済の回復力の強さがあらためて示 された。

シンガポール通産省が22日発表した同期の国内総生産(GDP)改 定値は前期比年率3.3%増。7-9月(第3四半期)は4.6%減に上向き 修正された。1月に発表された10-12月期の速報値は1.8%増。ブルー ムバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト予想の中央値では、同四半 期改定値は2%増と見込まれていた。

中国と米国の回復に伴い、アジア地域の景気見通しが改善。マレー シアやタイでも昨年10-12月期に経済成長が加速した。インフレ抑制に 向けて昨年、より速いペースでの自国通貨上昇を容認したシンガポール 通貨庁(MAS、中央銀行に相当)は、根強いインフレ圧力に対処する ため、4月の会合で政策方針を維持する可能性があると、バンク・オ ブ・アメリカ(BOA)のエコノミスト、チュア・ハクビン氏はみてい る。

シンガポールの10-12月期GDP改定値は前年同期比で1.5%増、 年間では1.3%増加した。通産省は今年の成長率予想についてプラス1 -3%を維持、政府は今年の輸出見通しを2-4%増に据え置いた。

原題:Singapore Economy Expanded More Than Expected in Fourth Quarter(抜粋)

--取材協力:Sarina Yoo.

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