米国民は歳出強制削減の先送り支持、増税含む合意望む-調査

米国民は景気回復が定着するまで急 激な歳出削減を議会が先送りすることを望んでいる。ブルームバーグ・ ニュースの世論調査で分かった。

財政赤字への対処では、税収拡大とともに社会保障制度とメディケ ア(高齢者向け医療保険制度)の抜本的改革を含む妥協策を国民は支 持。こうした策で合意するには、議会共和党とオバマ大統領が互いに譲 歩することが不可欠となる。

同調査は今月15-18日に実施。3月1日からの9年間で行われる1 兆2000億ドル(約110兆円)規模の自動的な歳出削減について、延期を 支持するとの回答は54%に上った。一方、財政赤字が制御できなくなる 前に議会が今行動すべきだとの回答は40%だった。

財政赤字の抑制に関しては、約5人中3人は、共和党が主張する歳 出削減だけに絞る方法ではなく、ホワイトハウスの提案にあるような歳 出削減と企業・富裕層増税の組み合わせで実施すべきだと回答。また過 半数は、経済的に比較的豊かな層に大きく絞った変更を含む社会保障制 度とメディケアの改革が赤字削減には必要だと答えた。

原題:Americans Back Spending-Cut Delay While Pushing for Budget Deal(抜粋)