【個別銘柄】ミツミなど電子部品、日車両安い、東ソーは上昇

きょうの日本株市場で、株価変動材 料があった銘柄の終値は以下の通り。

東ソー(4042):前日比4.3%高の244円。グループ会社の東ソー・ エフテックがリチウムイオン電池の安全性向上に有効なフッ素系化合物 製品を開発した、と22日発表した。今後、顧客での性能評価を進め、14 年度からの本格販売を予定する。長期間使用が必須となる大型電池分野 では、リチウムイオン電池の安全性向上が大きな課題になっている、と 公表資料に記載。

パーク24(4666):6.2%高の1708円。2012年11月-13年1月の 連結営業利益は45億円強と、前年同期比1割強増加したもようと22日付 の日本経済新聞朝刊が報道。主力の時間貸し駐車場「タイムズ」の運営 台数が順調に拡大、堅調な稼働維持が利益を押し上げ、同期間としては 過去最高益になるとした。

コムシスホールディングス(1721):4.8%高の1217円。野村証券 は21日付で、目標株価を990円から1250円に引き上げた。投資判断は 「中立」を継続。受注残高は増加傾向にあるため、14年3月期は微増益 を見込むと指摘。市場のリスク許容度の上昇を考慮し、適用PBR(株 価純資産倍率)を従来の0.7倍から0.8-0.9倍へ引き上げた。

ダイフク(6383):3.5%高の643円。野村証券は21日、投資判断 「買い」を継続した上で、目標株価を550円から840円に引き上げた。構 造改革による粗利益改善、意欲的な目標を掲げた新中期経営計画を評価 し、15年3月期に向け大幅な営業増益局面が続こうとしている。

日本車両製造(7102):2.3%安の339円。13年3月期の連結純利益 は従来予想を27億円下回り、前期比75%減の11億円の見通しと21日に発 表。海外向け鉄道車両の売り上げで、次期への繰り越しが見込まれる案 件があり、次期以降に売り上げ計上を見込む海外向け鉄道車両でも、仕 掛品の評価減や受注損失引当金の計上があるとした。

ジーンズメイト(7448):4.5%安の338円。2月度の既存店売上高 速報値は前年同月比6.3%減と、2カ月連続マイナスだったと21日に発 表。防寒系アウターや雑貨など冬物商品群の動きが鈍化した、とい う。13年2月通期では前期比1.5%減。

ミツミ電機(6767):1.1%安の545円。クレディ・スイス証券は21 日付で、目標株価を610円から560円に引き下げた。投資判断は「中立」 を継続。現時点では強気に転じるカタリストは見当たらず、依然として 前途多難と指摘した。車載向けで新規事業の芽が出始めた点は評価した いが、ゲーム関連ビジネスのリスクをカバーし、持続的な業績回復をけ ん引するには力不足としている。

アルプス電気(6770):2.6%安の605円。クレディ・スイス証券 は21日付で、投資判断を「アウトパフォーム」から「中立」に引き下げ た。第3四半期決算時に発表した構造改発案を受けて株価は大幅に上昇 し、既に来期業績の改善を織り込み済みとの見方を示す。目標株価 は600円を据え置いた。

朝日インテック(7747):6%高の4345円。野村証券は21日付で、 目標株価を2400円から5160円に引き上げた。投資判断は「買い」を継 続。カテーテル新製品3種投入を受け、国内外で今後5年間の年率10% 以上の売り上げ成長が見込まれるとした。目標株価の引き上げは新製品 効果が主要因で、円安による影響分は300円程度だという。

愛知時計電機(7723):3.2%安の271円。400万株の公募増資と最 大60万株のオーバーアロットメントによる第三者割当増資で、手取り概 算額上限11億3800万円を調達すると21日発表した。2月21日時点の発行 済み株式に対し最大9.8%増加することから、1株価値の希薄化などを 警戒する売りに押された。調達資金は設備投資などに充てる予定。

ルネサスエレクトロニクス(6723):5.1%高の270円。22日に臨時 株主総会を開き、政府系ファンドの産業革新機構とトヨタ自動車 (7203)など8社から計1500億円の出資を受けることを承認した。機構 や8社を引受先とする増資の払い込みは23日から9月末の予定。総会で は、出資受け入れを可能にするために発行可能株式総数を増やす定款変 更も決議した。出資受け入れは昨年12月に発表していた。

再生医療関連株:ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング (7774)が16%高の18万500円、メディネット(2370)が13%高の3 万750円など。読売新聞電子版などが22日に報じたところ、経済産業省 の「再生医療の実用化・産業化に関する研究会」は同日の会合で、再生 医療関連の国内市場が2030年に1.6兆円に達するとの試算をまとめた。

アールテック・ウエノ(4573):12%高の24万9000円。アールテッ クの開発した緑内障治療薬「レスキュラ点眼薬」について、米スキャン ポ・ファーマシューティカルズ(メリーランド州)が米国での販売を始 めたと発表した。

住友重機械工業(6302):1.5%安の390円。SMBC日興証券は21 日付で、投資判断を「アウトパフォーム」から「中立」に引き下げた。 円安で船舶事業継続の可能性が高まり、構造改革への期待が低下、来期 ベースでセクター内での割安感が薄れると指摘した。課題の変減速機事 業の採算改善はポジティブだが、海外成長戦略が再評価への重要ポイン トとしている。

ヤマハ発動機(7272):1.3%安の1054円。クレディ・スイス証券 は21日付で、投資判断を「中立」から「アンダーパフォーム」に、目標 株価を1090円から870円に下げた。トップラインが今12月期会社計画に 対し未達となっても、新興国通貨を含む円安効果で同営業利益500億円 を上回る確度は高いとの見方に変更はないが、バリュエーションに割高 感があるとした。