仏政府がアルカテルに出資も、特許担保の融資に反発-関係者

フランス政府は仏通信機器メーカ ー、アルカテル・ルーセントへの出資などの選択肢を検討している。業 績不振が続くアルカテルが持つ特許権を守るためだ。事情に詳しい関係 者が明らかにした。

政府当局者がメディアに話す権限がないとして匿名を条件に述べた ところによれば、政府系の戦略投資ファンド(FSI)などを通じアル カテルの少数株主になることなどが政府が検討中の選択肢となってい る。別の関係者によれば、当局側はアルカテルが合意した20億ユーロ (約2500億円)規模の融資プログラムを批判しており、出資を通じ同社 への影響力を高めたい考えだ。

アルカテルの知的財産資産を担保としてクレディ・スイス・グルー プとゴールドマン・サックス・グループが引き受ける融資プログラムが 昨年12月に発表されて以後、仏政府はアルカテルをめぐる選択肢を検討 してきたという。関係者によれば、アルカテルと競合企業のノキア・シ ーメンス・ネットワークスの合併を促したり、アルカテルの海底ケーブ ル事業に出資することも検討されている。

アルカテルのベン・フェルワーエン最高経営責任者(CEO)は今 月、業績低迷の責任を取って辞任すると表明。関係者は同CEOの後任 が見つかるまで政府は選択肢を確定しない公算が大きいと説明した上 で、政府が最終的に出資もしくは介入を控える可能性もあると語った。

仏財務省の報道官はおよびアルカテルとクレディ・スイス、ゴール ドマンの代表はコメントを控えている。FSIからも今のところコメン トを得られていない。

原題:France Said to Weigh Alcatel Investment After Patent Pledge Made(抜粋)

--取材協力:Francois de Beaupuy、Marie Mawad、Mark Deen、Aaron Kirchfeld.

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