ゴールドマン:口座保有者情報にアクセス不能-ハインツ株取引

米銀ゴールドマン・サックス・グル ープは、ウォーレン・バフェット氏率いる米投資・保険会社バークシャ ー・ハサウェイと投資会社3Gキャピタルによる米食品メーカー、ハイ ンツ買収に関係した不審な取引が行われたとされる口座について、受益 権保有者の情報に「直接アクセス」できないと米証券取引委員会 (SEC)に伝えた。

SECは15日、ハインツ株の不審なオプション取引に関与した複数 のトレーダーを「氏名不詳」のまま提訴し、ゴールドマンに設けられた 口座を通じて取引が行われたと主張した。SECの上級法律顧問ミーガ ン・バーグストロム氏はマンハッタンの連邦地裁に20日提出した書面 で、チューリヒの富裕層資産運用の顧客が口座の保有者だとゴールドマ ンが伝えてきたことを明らかにした。

バーグストロム氏は裁判所に提出した書面で、ゴールドマンが「特 定の取引やポジションの背後にいる受益権保有者や口座保有者に関する 情報には直接アクセスできない」と回答したと説明した。

SECによれば、ハインツの企業価値を230億ドル(約2兆1400億 円)と評価するバークシャーと3Gによる買収の合意発表前日に問題の 取引は行われた。コールオプション契約に関係するチューリヒの口座を 利用した「氏名不詳」のトレーダーが得た含み益は170万ドルを上回る としている。

原題:Goldman Has No ‘Direct Access’ to Heinz Account Information (2)(抜粋)