アップルの優先株発行、より高い価値提供-アインホーン氏

米アップルに株主への資金還元拡大 を繰り返し求めている米ヘッジファンド運用会社グリーンライト・キャ ピタルの創業者デービッド・アインホーン氏は、優先株発行によって1 株の価値が約150ドル高まると指摘した。

アインホーン氏は21日の電話会議で、「手元資金を管理しようとい うアップルの方針は極めて非革新的だ」と発言。アップルは470億ドル (約4兆3800億円)の資金を四半期配当が永続的に50セントの優先株発 行に充てるべきだと主張した。株主がこの計画で得られる資金は、他の 還元方法より1株当たり61ドル多くなると試算している。

アインホーン氏は優先株発行の権限を制限しようとするアップルの 動きを阻止するため、同社を提訴している。同氏の行動は、より多くの 還元を求める株主の取り組みとしてはこれまでで最も積極的なものだ。 こうした動きが始まってから、売上高の伸びが鈍化するとの懸念も高ま る中でアップルの株価は36%下落している。

アップルは昨年、配当と自社株買いを発表したが、アインホーン氏 は同社がより多くの株主価値をもたらすよう優先株を発行すべきだと主 張している。当局への届け出によると、グリーンライトはアップル株 を130万株以上保有しており、出資比率は1%未満。

原題:Apple Preferred Stock Would Unlock Greater Value, Einhorn Says(抜粋)

--取材協力:Ian King.