米AIG株が上昇、営業利益は予想を上回る-生保部門が改善

米保険会社アメリカン・インターナ ショナル・グループ(AIG)の株価が21日の時間外取引で上昇。同日 発表した昨年10-12月(第4四半期)決算は、営業利益がアナリスト予 想を上回った。生命保険部門の業績が改善した。

AIG株はニューヨーク時間午後4時11分時点で2.5%高の38.21ド ル。発表資料によると、一部の投資損益を除く営業利益は1株当たり20 セントと、ブルームバーグがまとめたアナリスト17人の予想平均(8セ ントの赤字)を上回った。純損益は39億6000万ドル(1株当たり2.68ド ル)の赤字。前年同期は215億ドル(同11.31ドル)の黒字だった。スー パーストーム「サンディ」の被害による保険金請求や航空機リース部門 売却に伴う費用が響いた。

ロバート・ベンモシュ最高経営責任者(CEO)は、事業のスリム 化と公的資金の返済を目指し、米国外の生命保険部門などを売却してき た。昨年12月には航空機リース部門インターナショナル・リース・ファ イナンス(ILFC)の株式約80%を中国人投資家グループに売却する 合意をまとめた。

AIG株は通常取引では過去1年間に約36%上昇した。米政府 は2008年にAIG救済に乗り出し、一時は1823億ドルを投入して同社株 の92%を所有していたが、昨年12月に全株を売却した。AIGは公的資 金返済に向けてアジアの保険部門や米消費者向け融資事業など700億ド ル強の資産を売却した。

生命保険部門の営業利益は10億9000万ドルと、前年同期の9億1200 万ドルから増加した。投資利益は15%増えた。プライベートエクイティ (PE)ファンドやヘッジファンドなどいわゆる代替投資の収益が寄与 した。

原題:AIG Climbs After Profit Beats Estimates as Life Unit Improves(抜粋)

--取材協力:Noah Buhayar、Elizabeth Bunn.

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