通貨安競争をめぐる懸念は行き過ぎ-IMFが報告書

国際通貨基金(IMF)は、円安を きっかけに広がった競争目的の通貨切り下げをめぐる懸念は行き過ぎの ようだとの見解を示した。

IMFは21日に公表した世界見通しと政策課題に関する報告書で、 円安は「景気支援に向けた金融緩和の公約と貿易赤字の増大、世界的な リスク回避傾向の弱まり」への反応であり、円がやや過大評価だとされ た時期が続いた反動と分析した。

日本のリーダーらが景気の押し上げを公約した後、円が今年、対ド ルで7%下落したことから、韓国やフィリピンなどは資本流入を抑制す る方策を検討している。

IMFは報告書で、円安は「通貨安競争への懸念に拍車を掛けた が、幅広い視野で見ると、こうした懸念は行き過ぎのようだ」と論じ た。

原題:Currency Devaluation Concerns Called Overstated in IMF Report(抜粋)

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