米フォード:円安を懸念、米大統領に対日圧力求める

米自動車メーカー2位のフォード・ モーターは、日本の自動車市場の開放と日本企業が優位になる円安の誘 導の自制を安倍晋三首相に迫るようオバマ米大統領に求めた。

米州部門のジョー・ヒンリクス社長は21日、オハイオ州のエンジン 工場で、昨年の日本の自動車販売で国外メーカーのブランドが占めた割 合は4%足らずだったと指摘。安倍首相が就任した昨年12月26日以降に 対ドルで約8%下落した円相場にも懸念を示した。

ヒンリクス社長は従業員に対し、「将来の日本との通商政策では米 国の労働者が犠牲にならない公平な競争を確保する必要があるとの明確 なメッセージを米政府が送ることを期待する」と述べた。

同社長は記者団に対し、「各国政府の為替市場介入によってわれわ れの労働者とビジネスが不利な立場に置かれてはならない」とし、「現 時点では当社の売上高への影響は感じられないが、長期的な悪影響を懸 念している」と付け加えた。

原題:Ford Urges U.S. Pressure on Japan Ahead of Obama-Abe Meeting(抜粋)