NY原油:大幅続落、年初来の安値-米国在庫が増加

ニューヨーク原油先物相場は大幅続 落し、年初来の安値に下げた。米国の原油在庫が昨年7月以来の高水準 に増えたことを嫌気した。

米エネルギー省の発表によると、先週の原油在庫は414万バレル増 加の3億7640万バレル。ブルームバーグがまとめた調査では200万バレ ル増が見込まれていた。原油の生産は約20年ぶりの高水準になった。前 日公表された米連邦公開市場委員会(FOMC、1月29-30日開催)の 議事録で当局が資産購入ペースの変更を検討する可能性が示唆されたこ とも、原油売りの手掛かりとなった。

マニュライフ・アセット・マネジメントで天然資源関連の債券ポー トフォリオを運用するマネジングディレクター、アダム・ワイズ氏は 「原油は現時点で有り余っており、この状況がすぐに変わるようにはみ えない」と指摘。「米国生産の著しい増加は世界的に影響を及ぼしてい る。海外から米国に原油を輸入する計画は見直されており、海外市場で の供給が増える形になっている」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物4月限は前日 比2.38ドル(2.50%)安の1バレル=92.84ドルで終了。終値では昨 年12月31日以来の安値となり、11月20日以来の大幅下落となった。

原題:Oil Tumbles to Lowest Level This Year as U.S. Stockpiles Advance(抜粋)

--取材協力:Grant Smith.