欧州株:2週ぶり大幅安、景気を懸念-米刺激策縮小との観測

21日の欧州株式相場は約2週間ぶり の大幅安。ユーロ圏のサービス業と製造業の経済活動を示す指数の予想 外の低下を嫌気した。米連邦準備制度が量的緩和を縮小するとの懸念も 高まった。

指標のストックス欧州600指数を構成する19の業種別指数はすべて 下げ、自動車株は2.5%安。英豪系鉱山会社BHPビリトンは続落し、 2日間の下げとしては過去9カ月余りで最大だった。フランスの電子機 器メーカー、サフランは昨年8月以来の大幅安。イタリアの航空・宇宙 機器メーカー、アビオの宇宙推進システム事業を取得する提案を行う可 能性を明らかにし、これが売り材料となった。

ストックス欧州600指数は前日比1.5%安の284.86で引けた。これは 4日以降で最もきつい下げ。米連邦準備制度理事会(FRB)が20日公 表した連邦公開市場委員会(FOMC、1月29-30日開催)の議事録に よれば、資産購入のペース変更、停止あるいは継続について参加者の見 解が割れた。

UBS(チューリヒ)のアセットアロケーション共同責任者、マー ク・アンダーセン氏は電話インタビューで、「FOMC議事録を受けて 投資家がやや現実的になり、相場の調整局面が始まった可能性がある」 と指摘。「成長が力強くなるのに、中央銀行のバランスシートが拡大し 続けるということはあり得ない。中銀当局者はより長期的な影響につい て考え始めている」と続けた。

この日の西欧市場ではアイスランドを除く17カ国で主要株価指数が 下落。フランスのCAC40指数は2.3%、英FTSE100指数は1.6%そ れぞれ下げ、ドイツのDAX指数は1.9%安となった。

原題:European Stocks Sink Most in Two Weeks on Fed Minutes, Economy(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE