海外勢が14週連続買い越し、個人も連続買い-2月2週日本株

東証1部全体の値動きを示す TOPIXが週間で反落したにもかかわらず、海外投資家による日本株 の買い越し基調に変化の出ていないことが 東京証券取引所の公表デー タで確認された。

東証が21日に発表した2月第2週(12-15日)の投資部門別売買動 向(東証、大証、名証の1・2部合計)によると、海外投資家は差し引 き1829億円を買い越した。買い越しは14週連続で、前の週の買越額1507 億円から2割ほど拡大した。

第2週のTOPIXは、前週末に比べ1.6%安の942.4と14週ぶりに 反落。週末にかけ、実体経済の低調を受けた欧州での利下げ観測、日本 銀行の総裁人事をめぐる観測から円高方向に振れたことが響いた。

このほかの部門別動向は、買い越しで個人が2週連続(買越額802 億円)、証券会社の自己売買部門が2週ぶり(同110億円)など。

大和証券投資戦略部の熊澤伸悟課長代理は、「アベノミクスへの強 い期待が続いている外国人、個人の連続買い越しという非常にポジティ ブな内容だった」と指摘。特に昨年9月1週以来、5カ月ぶりの2週連 続買い越しとなった個人については、「これまでの逆張りスタンスな ら、同週は売り越しでもおかしくなかった。基調転換のサインかもしれ ない」と話している。

主な売り越し主体は、年金資金の動向が反映される信託銀行(2191 億円)が17週連続、投資信託(282億円)が9週連続、生・損保(219億 円)が23週連続となった。