野村HD:1月末のリテール預かり資産4.9兆円増-10年で最大

野村ホールディングスで個人向け 取引(リテール)を主に手掛ける営業部門の顧客預かり資産が今年1月 の1カ月間で4兆9000億円増加し、過去10年間で最大の伸びとなったこ とが分かった。株式相場上昇を背景に個人投資家が株式や投資信託への 投資を活発化させたのが要因だ。

野村の1月末の同顧客資産は12月末から6.7%増えて約78兆5000億 円となった。広報担当の山下兼史氏がブルームバーグ・ニュースの電話 取材に答えたところによれば、月間ベースで5兆円近い増加はデータが 存在する2002年11月以降で最大。同資産残高は07年12月の81兆3000億円 以来の高水準となった。

野村の営業部門は12月までの9カ月間で434億円の税引き前利益を 計上。アセットマネジメントや投資銀行業務などホールセール3部門合 計の45%を占めている。デフレ脱却を目指す安倍晋三政権の発足以降、 株式市場のセンチメントが改善し、売買が活発化する中で証券会社は委 託手数料などエクイティ関連の収益を伸ばしている。

同社の21日株価終値は前日比11円(2%)安の533円。日経平均株 価が過去3カ月間で23%上昇する中、野村HD株は66%高くなった。

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