民主・海江田氏:日銀総裁人事、武藤氏ら提示でもただちに排除せず

民主党の海江田万里代表は21日午後 の定例会見で、日本銀行の白川方明総裁の後任人事で、仮に5年前に同 党が反対した候補者を政府が提示してきた場合でもただちに排除せず、 最近の活動などを検証した上で判断する方針を明らかにした。民主党 は2008年に当時の福田康夫政権が提示した武藤敏郎元財務事務次官らの 起用案に反対した経緯がある。

海江田氏は5年前に反対した人物が総裁候補者として提示された場 合に政治的に今回は賛成に回ることが可能か、との質問に対し、「頭の 体操だが、じゃあその方は4年の間どこで何をしていたんだろうとか、 いろんな考え方があろうと思う。その4年の間、役所にいたわけではな いと思う。そういうことも含めていろんなことを考えないといけない」 と述べた。

その上で、「今の段階では何も提示がない。あれやこれや言うこと は控えたい」とも指摘した。

これに関連し、菅義偉官房長官は21日午後の会見で、日銀正副総裁 人事案の国会提示時期について「来週中にしっかり提示しないと間に合 わない」と指摘。正式提示する前に民主党などに事前相談する可能性に ついては「まったくまだ決めていない」と語った。

安倍晋三首相は21日昼、公明党の山口那津男代表と会談。山口氏に よると、首相は帰国後、日銀人事についてなるべく早い段階で相談した い、と語った。

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