1月の米中古住宅販売は伸び鈍化か、住宅市場の勢い一服-調査

米国の1月の中古住宅販売件数は前 月比で減少したようだ。住宅市場の勢いが一服していることが示される とエコノミストはみている。

ブルームバーグがまとめたエコノミスト79人の予想中央値では、1 月の中古住宅販売件数は前月比0.8%減の年率換算490万戸が見込まれて いる。昨年12月は年率494万戸だった。他の指標では1月は消費者物価 指数(CPI)が低い伸びにとどまり、景気先行指標総合指数( LEI)は上昇したと予想されている。

レイモンド・ジェームズ・アソシエーツのチーフエコノミスト、ス コット・ブラウン氏は「住宅市場の回復は依然続いている」と指摘。 「大幅に加速する可能性もある。雇用は拡大継続が必要だ。銀行の融資 姿勢は若干改善されているが、ペースは極めて緩慢だ」と述べた。

全米不動産業者協会(NAR)は、ワシントン時間21日午前10時 (日本時間22日午前0時)に中古住宅販売件数を発表する。予想レンジ は年率換算470万-510万戸。

米労働省が午前8時半(同午後10時半)に発表する1月のCPIは 前月比0.1%上昇(予想中央値)と、3カ月ぶりにプラスに転じたもよ う。食品とエネルギーを除いたコア指数は0.2%上昇の見通し。昨年12 月は0.1%上昇だった。前年同月比では1.8%上昇と、2011年7月以来の 低い伸びにとどまったとみられる。

同省が同時刻に発表する先週の新規失業保険申請件数は3週間ぶり に増加し、35万5000件(予想中央値)が見込まれる。ただ、昨年末の36 万7000件を下回り、雇用市場の改善を示しそうだ。

米民間調査機関コンファレンス・ボードが午前10時に発表する1月 の米景気先行指標総合指数(LEI)は前月比で0.2%上昇の見通し。 昨年12月は0.5%上昇しており、予想通りなら米経済が引き続き拡大す るシグナルとなる。

--取材協力:Chris Middleton.