IMFは加盟国の長年の批判に対処を-監査機関

国際通貨基金(IMF)は世界的な 金融危機後にイメージが向上したが、これを足場としてIMF加盟国の 長年の批判に対処すべきだと、IMFの内部監査機関である独立評価機 関(IEO)が指摘した。

IEOの報告書によると、IMFは2008-09年に世界経済の混乱を 避けるために緊急の財政刺激策を求めたことで、緊縮策を求める従来の 方針から脱却したと見なされた。

報告書は「世界的な危機はIMFにとって転機となる出来事だっ た」とした上で、IMFは今や「より柔軟で対応が素早い」と見られて いると説明。「IMFにとって真の試練は平時に訪れる。こうした時に は信頼された助言者の役割は今後の方向性を決める上でさらに重要にな る」との見方を示した。報告書は17日付で20日公表された。

ギリシャを含め47カ国に融資を提供し過去4年で2回の増資がまと まったIMFは、危機前の数年間に失った世界的な存在意義を取り戻し た。ただ、将来の危機を防ぐため世界的な協力関係を構築する取り組み として、アジアや中南米に根強い不信感に対処するようIEOはIMF に要望している。

原題:IMF Must Build On Image That’s Improved in Crisis, Audit Says(抜粋)

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