ABインベブと司法省、訴訟手続き中断を要請-和解協議続く

ビール醸造で世界最大手のアンハイ ザー・ブッシュ(AB)インベブと米司法省は、同社によるメキシコの 同業グルポ・モデロの買収差し止めを求める訴訟の和解協議を継続して おり、3月19日まで訴訟手続きを中断するよう裁判所に要請した。

ABインベブと司法省はワシントンの連邦裁判所に20日共同で提出 した文書で、モデロの全ブランドの米国での権利とメキシコのビール工 場1カ所をコンステレーション・ブランズ社に売却する14日の修正案に ついて、反トラスト(独占禁止)法違反をめぐる懸念が解消されるかど うか米当局が検証していることを明らかにした。

米当局は1月31日、ABインベブが未保有分のモデロ株を201億ド ル(約1兆8800億円)で取得すれば、競争が阻害され、価格上昇につな がる懸念があるとして、計画を阻止するための訴訟に踏み切った。

ABインベブは修正案を提示した際、コンステレーションへの売却 は、米当局が示す「あらゆる懸念」に対処するものだと述べていた。 ABインベブはこれより先、モデロが保有する米卸売会社クラウン・イ ンポーツの株式50%をコンステレーションに18億5000万ドルで売却する ことにも同意していた。

原題:AB InBev, U.S. Seek Delay of Lawsuit to Discuss Settlement (1)(抜粋)

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