ベルルスコーニ氏のメディア支配に対立候補が警戒感

返り咲きを狙うイタリアのベルルス コーニ前首相のメディアへの影響力を対立候補らが批判した。売りに出 されているイタリアの大手民放La7の買い手としてベルルスコーニ氏 の旧知の人物が名乗りを上げたからだ。

モンティ首相はイタリアには利益相反を抑える強力な法律が必要だ と発言。民主党のベルサニ氏はメディア市場での寡占を防がなければな らないと訴えた。テレコム・イタリアは18日に、La7の売却に向けて ウルバーノ・カイロ氏が率いる企業と独占交渉に入ったと明らかにし た。

カイロ氏はかつてベルルスコーニ氏の持ち株会社、フィニンベスト でベルルスコーニ氏を補佐していた。

ベルルスコーニ氏はLa7とのインタビューで、同局が買われるの は歓迎だとして自身の政治的利益につながるかもしれないと述べた。 「ニュース番組のアンカーの大半はわれわれと私を批判する」と語っ た。

ベルルスコーニ氏はメディアセットを保有するメディア王。過去1 カ月半は大量のテレビ出演で露出度を高め支持率を上げてきた。メディ アセットの保有する局のジャーナリストらは友好的だが、La7のミケ ーレ・サントロ氏らとは番組内でやりあっていた。

原題:Berlusconi Cheers TV Sale as Italy Election Rivals Cry Foul (1)(抜粋)