ブラジル株:ボベスパは9カ月ぶり長期下落-商品安など響く

20日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が6営業日続落し、9カ月ぶりの長期下落となった。昨 年12月の経済活動指数が予想を下回る伸びにとどまったほか、商品相場 安を背景に鉄鉱石生産のヴァーレが売られた。

ヴァーレは3.6%安と、ボベスパ指数の下げに最も響いた。資産家 エイキ・バチスタ氏が経営権を持つMPXエネルジアは6.4%下落。バ チスタ氏が同社と産金会社の支配的株式の売却を通じて50億ドル (約4700億円)余りを調達する計画だと、事情に詳しい関係者1人が明 らかにしたことが嫌気された。証券取引所を運営するBM&Fボベスパ は2.8%値下がり。2012年10-12月(第4四半期)決算で、利益がアナ リスト予想に届かなかった。

ボベスパ指数は前日比2%安の56177.60で終了。今年の下落率 は7.8%に拡大した。通貨レアルは0.3%安の1ドル=1.9621レアル。

証券会社クレア・コレトラのアナリスト、フェルナンド・ゴンエス 氏(サンパウロ在勤)は電話インタビューで、「現状では回復の兆しは まだ見られない」と指摘。「国外の動きはボベスパ指数にほとんど影響 していない。ブラジルに限った展開で、ひどい状況だ」と述べた。

原題:Bovespa Index Posts Longest Slump in Nine Months as Vale Drops(抜粋)

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