NY銅:下落、4週間ぶり安値-中国が不動産投機の抑制指示

20日のニューヨークの銅先物相場は 約4週間ぶりの安値に下落した。世界最大の消費国である中国が不動産 購入の抑制に動いたほか、銅の在庫が増加した。

中国の温家宝首相は地方当局に対し、「断固として」不動産投機を 抑制するよう求めた。政府は声明で、価格が過度なスピードで上昇して いる都市は早急に住宅購入の制限を実施すべきだとの見解を示した。ま た、ロンドン金属取引所(LME)指定在庫は2011年11月以来の高水準 に達した。

PVMフューチャーズのブローカー、ハリー・デニー氏は電話イン タビューで「中国は住宅市場を落ち着かせるための措置を講じるつもり で、現時点では成長を促進するものは何もない」と指摘。「在庫の減少 が見られ始めない限り、市場は引き続き下押し圧力を受けるだろう」と 述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先物 5月限終値は前日比1.1%安の1ポンド=3.625ドル。一時は3.622ドル と、中心限月としては1月17日以来の安値を付けた。

原題:Copper Falls to Four-Week Low as China Orders Limits on Housing(抜粋)