欧州株:反落、高値警戒で-資源株や無配のルフトハンザに売り

20日の欧州株式相場は反落。前日は 3週間ぶり高値を付けていた。資源銘柄が売られたほか、無配ないし減 配計画を発表したドイツのルフトハンザ航空や英保険会社RSAインシ ュアランス・グループの下げが目立った。

ストックス欧州600指数の下落に最も響いたのは英・オーストラリ ア系鉱山会社、BHPビリトンの下げ。ルフトハンザはここ1年3カ月 で最大の値下がりを記録。手元資金を維持するため、2010年以降初めて 配当を停止すると発表した。減配を明らかにしたRSAインシュアラン スは約9年ぶりの大幅安。一方、フランスのセメントメーカー、ラファ ルジュは5カ月ぶり大幅高。アジアと南米で売上高が増えた。

ストックス欧州600は前日比0.3%安の289.07で終了。前日は1月29 日以来の高値に達した。年初来では3.4%上げている。

PFAペンション(コペンハーゲン)のシニアストラテジスト、ウ ィトルド・バーク氏は「米国同様、欧州でも政治リスクが高まりつつあ ることに留意する必要がある」と発言。「中央銀行が株式投資を強いる ような状況の中で、相場は既に十分上昇しており、リスク意欲は限界に 近づきつつある」と続けた。

この日の西欧市場では18カ国中10カ国で主要株価指数が上昇した。

原題:European Stocks Drop From a Three-Week High Amid Dividend Cuts(抜粋)