中国:火力発電など6業種に排ガス規制実施へ-環境保護省

中国政府は主要都市の大気汚染を改 善するため、石炭火力発電や製鉄、石油化学など6業種に対し、早けれ ば3月1日から排ガス規制を実施する。

同国環境保護省は20日、同省ウェブサイトで声明を発表、周生賢環 境相を引用して規制を「厳格に実施する必要」があるとした。それによ ると、国内47都市では既存工場および火力発電、製鉄、石油、セメン ト、金属、化学分野で新規プロジェクトを行う場合、新たな排出基準を 順守しなければならない。

世界銀行の推定によると世界で最も汚染のひどい20都市のうち16が 中国の都市という。また北京大学などの研究によれば、石炭燃焼が最大 の汚染排出源で汚染物質の19%を占める。一方、自動車の排ガスは6% だった。

北京市の汚染は1月12日に過去最悪の水準に達し、政府の環境対策 に対する批判が高まった。次期首相に就任予定の李克強副首相は当局が 排ガス削減に取り組んでいるとして国民に忍耐を求めた。同市では古い 自動車の廃車処分やセメント、鉄鋼関連の新工場の建設不認可、屋台の バーベキュー料理制限なども提案している。

原題:China to Impose Limits on Six Industries to Tackle Air Pollution(抜粋)