三菱東京UFJ:メキシコで人員増強へ、日系企業など融資拡大

三菱UFJフィナンシャル・グルー プは、南米メキシコで人員を増強する計画だ。現地で拡大が目立つ自動 車関連の企業などを対象にビジネスを拡大する。進出している日系企業 向けサービスのほか、地場の非日系企業にも融資を増やし、海外からの 収益率の向上につなげていく方針だ。

三菱東京UFJ銀行は1月、首都メキシコシティーの拠点を1800平 方メートルと従来の約2倍の広さの新オフィスに移転した。広報担当の 奥村祐司氏は人員拡大とビジネス強化に向けた措置と説明している。同 行は、拠点拡大に伴い工場向け融資や決済業務の拡大を進める。

メキシコでは自動車関連を中心に日本企業の進出や事業拡大が活発 化している。日産自動車は2012年7月に20億ドル(約1870億円)を投じ てメキシコ第3工場の建設に着手。マツダは建設中の工場の生産能力を 計画よりも21%拡大させ年23万台とする方針だ。

三菱UFJは11年12月にメキシコ拠点の資本金を2億ドル増資して 融資能力を高めた。加えて、12年8月には同国大手のバノルテ銀行と業 務提携を結ぶなど現地での金融サービス拡大を進めている。三菱UFJ のIR資料によると、メキシコでの貸出残高は12年9月末で15億2600万 ドルだった。

--取材協力:日向貴彦, 向井安奈. Editors: 平野和, 持田譲二

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