NZ中銀総裁:為替介入の用意、一方向の動き警告-相場下落

ニュージーランド(NZ)準備銀行 (中央銀行)のウィーラー総裁は20日、NZドルに対する「一方向」の 投資スタンスを警告し、市場介入の用意があると述べた。発言を受け て、NZドルは下落した。

ウィーラー総裁はオークランドでメーカーや輸出企業の関係者を前 に講演し、「NZドルが上昇圧力にさらされている時に、NZドルが一 方向だけに動くわけではないと投資家に知ってもらいたい」と言明。 「準備銀はNZドル相場に影響を与える介入の用意がある。しかし、最 近の資金フローの強さを考えると、われわれが試すことができるのは相 場のピークをならすことだけだ」と述べた。

NZドルは米ドルに対して年初から1.7%上昇し、値上がり率は主 要10カ国(G10)通貨で2番目の大きさ。昨年は通年で6.6%上昇し、 NZ経済の30%を占める輸出の抑制要因となっている。NZドル高は同 時に輸入インフレを抑え、準備銀が政策金利を過去最低水準に維持する のに寄与している。

NZドルは総裁発言が伝わった後のウェリントン時間午後3時45分 (日本時間午前11時45分)現在、1NZドル=0.8417米ドルに下落。そ れ以前は0.8460米ドルだった。

ウィーラー総裁は講演で準備銀による介入の基準に言及。「相場が 通常と異なる水準にあるかどうか。その水準が正当化されるか。介入が 金融政策と整合的か。望ましい為替レートの調整を達成できる市場環境 があるかどうかだ」と述べた。

原題:Wheeler Says RBNZ Prepared to Intervene, Warns on ‘One-Way’ Bets(抜粋)