日本株セミナー活況、みずほは海外勢最高へ-CLSAも増勢

日本株への関心の高まりを背景に、 証券会社の主催する機関投資家セミナーへの参加申し込みが海外投資家 を中心に増えている。来週開催のみずほ証券では、全体、海外から参加 者がともに過去最高になるもようで、CLSAアジアパシフィック・マ ーケッツでも参加者は20カ国以上に及び、大幅な増加を見込む。

みずほ証は26日、27日に「2013 Mizuho Investment Conference」 を「ザ・リッツ・カールトン東京」(東京都港区)で行う。コーポレー ト・コミュニケーション部の北野幹彦副部長によると、6回目となるこ としの全体の来場予定者数は過去最高の700-800人。このうち、日本以 外に本社がある海外勢は約120社、170人の参加見込みで、これまで最高 だった昨年の76社、132人を上回る。

「昨年9月に行った米シカゴなどの海外コンファレンスで、日本株 への関心が徐々に盛り上がっていることは感じていたが、今回はかなり 高まっている」と北野氏。海外投資家は、9割以上が実際に日本以外か ら来日する予定で、米国や英国、アジア地域から参加する。

同コンファレンスでは、元日本銀行副総裁の岩田一政日本経済研究 センター理事長が「日本における金融政策と政府債務問題」と題する基 調講演を行うほか、元日銀審議委員の植田和男東京大学大学院教授によ る「デフレ脱却に向けた金融政策」などの講演を予定。ロボット産業、 iPS細胞などバイオテクノロジー、シェールガスを含む天然ガスとい った株式投資に関するセッションも開く。

3月19日に辞任する日本銀行の白川方明総裁の後任選びについ て、20日付の読売新聞は岩田一政氏など4氏に絞られたとの見方が有力 になっている、と伝えた。

米投資家、責任者クラスが来日へ

CLSA日本株本部は、25日-28日に「グランド ハイアット東 京」(東京都港区)で、10回目となる日本株フォーラムを開く。マネー ジングディレクターのギャリー・ホプキンソン氏によれば、国内外から の参加者は約700人で、昨年に比べ20%増加の見込み。「米国の責任者 クラスの投資家が最も増えている」と言う。

ホプキンソン氏は、「海外投資家は日本がついにデフレ脱却できる のか、それによって消費が増えるかに興味を持っている。円安による企 業への好影響も見直すつもりで来日する」と指摘。さらに、「日本の政 治家のリーダーは今、世界的に見ても強いと思われており、それについ てもっと知りたいようだ」とも話していた。