米アップルのマルウエア感染、東欧ハッカー集団が関与-関係者

米アップルやフェイスブック、ツイ ッターなど40社以上が東欧のハッカー集団に関連する悪意のあるソフト ウエア(マルウエア)の攻撃対象になったことが、事情に詳しい関係者 2人の話で分かった。この集団は企業秘密を盗もうとしているという。

アップルは、社内の「マッキントッシュ(マック)」コンピュータ ーシステムの一部がマルウエアに感染したと説明した。米連邦捜査局 (FBI)やシークレットサービスの捜査など法執行の取り組みに詳し い同関係者によると、ハッカー集団は「iPhone(アイフォー ン)」開発者ウェブサイトを利用した。今月被害を公表したのはアップ ルを含めて3社。

アップルは19日の発表資料で、「われわれは感染した少数の社内シ ステムを特定し、社のネットワークから分離した」とした上で、「社外 にデータが流出したことを示す証拠はない。マルウエアの源を見つける ため、当局と連携している」と指摘した。

フェイスブックやツイッターも最近、ハッカー侵入を公表してお り、アップルへの攻撃も同様のものだと捜査当局者は話している。アッ プルが最初に攻撃に気付いたという。

ハッカーはひそかに売却できる企業秘密や調査、知的所有権に関す る情報入手を試みているようだと、事情に詳しい関係者は述べた。こう した攻撃はこれまで中国との関連が疑われているが、今は高度な手口を 駆使する他国の犯罪集団も企業ネットワークへの侵入に成功している。

フェイスブックは先週、携帯開発者のウェブサイトの弱点をついた 「高度な攻撃」をハッカー集団から受けたと公表した。アップルはフェ イスブックなどの企業名には言及しなかったが、同様の手法でコンピュ ーターが感染したと説明した。

現在利用者が約2億人に上るツイッターも今月、社内システムに不 正侵入しようとする動きを察知したとし、約25万人分のユーザー情報が 流出した恐れがあると公表。ハッカーは「極めて高度な技術」を持って いたとした。

原題:Malware Attack on Apple Said to Come From Eastern European Gang(抜粋)

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