BHPビリトン:昨年7~12月期は58%減益-CEO交代を発表

世界最大の鉱山会社、英・オースト ラリア系BHPビリトンは、退任するマリウス・クロッパース最高経営 責任者(CEO)の後任にアンドルー・マッケンジー氏を起用すること を明らかにした。同時に発表された2012年7-12月(上期)決算は58% の減益となった。

20日の発表資料によると、純利益は42億ドル(約3930億円)と、前 年同期の99億ドルから減少した。今上期は14億ドルの特別費用を計上し ている。ブルームバーグが調査したアナリスト5人の予想中央値56億ド ルも下回った。昨年の世界の成長鈍化による価格下落を受け、競合する リオ・ティント・グループやアングロ・アメリカンも利益が落ち込んで いる。

クロッパース氏は07年10月にCEOに就任して以来、総額約2000億 ドルの買収案件が頓挫しており、昨年は投資家からの批判の高まりに直 面していた。英BPに22年在籍したマッケンジー氏は、07年にリオ・テ ィントからBHPに移籍した。

IGマーケッツ(メルボルン)のチーフ市場ストラテジスト、クリ ス・ウェストン氏は電話取材に対し、「マッケンジー氏は同社に長く在 籍しているため、理にかなった起用のように思える」と語った。「現在 はBHPの利払い・税引き前利益(EBIT)の約50%を鉄鉱石が占め るが、同社は石油化学事業を重視しているため、そうした状況は変わっ ていくだろう」と指摘した。

原題:BHP Names Mackenzie to Succeed Kloppers as Profit Declines (1)(抜粋)