ハインツ経営陣を投資家が訴え-バークシャーによる買収めぐり

著名投資家で資産家のウォーレン・ バフェット氏が率いる米投資・保険会社バークシャー・ハサウェイと、 投資会社3Gキャピタルによる米食品メーカー、ハインツの買収計画に よって不公平な扱いを受けると主張する投資家らが、ハインツと同社の 取締役を相手取り連邦地裁に訴えを起こした。

ハインツは14日、バークシャーと3Gによる1株72.50ドルでの買 収に同意したと発表。買収価格はこの時点の株価を20%上回り、同社の 企業価値を230億ドル(約2兆1500億円)と評価。食品業界では過去最 大の買収案件となる。

ハインツの株主の1人であるジェームズ・クレム氏はピッツバーグ の連邦地裁に15日提出した訴状で、「公正さを欠く手続き」で決まった 買収によって、本来は市場で売買されることのない560万株余りの「非 流動株」を経営陣が4億ドル余りの現金に換えることができると訴え た。

原告側は、陪審裁判で現在の条件での買収の差し止めを求める。ハ インツの広報担当マイケル・マレン氏は、訴状に関するコメントを控え ている。

米連邦捜査局(FBI)は、買収発表前の取引の「異常な動き」に ついて、米証券取引委員会(SEC)と協力し、刑事捜査に着手したこ とを明らかにした。

原題:Heinz, Directors Sued by Investors Over Berkshire Takeover (2)(抜粋)

--取材協力:Dawn McCarty.

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