英首相、RBS再建遅れに不満-株式放出の可能性否定せず

キャメロン英首相は公的資金による 救済を受けた銀行ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ (RBS)のスティーブン・ヘスター最高経営責任者(CEO)に対 し、同行の健全化を加速するよう呼び掛けた。政府保有の同行株を放出 し、国民に付与する可能性は排除しなかった。

同首相はRBSが財務を持続可能な状態に回復させるのに時間がか かっていることへのいら立ちを隠さず、RBS株を最終的に有権者に付 与する考えは「興味深い」と述べた。

3日間の日程でインド訪問中のキャメロン首相はムンバイで記者団 に対し、「大変な仕事だ。相当なダメージを受けた機関だったが、正し い措置を講じつつあると思う。組織としての体力を高めるための努力を 可能な限り加速してもらいたいのは、われわれの明らかな願いだ」と述 べた。

英政府は5年前にRBSに公的資金455億ボンド(約6兆5680億 円)を注入し、いまだに含み損を抱えている。ヘスターCEOは資産 を8000億ポンド余り圧縮し、従業員3万6000人を削減したものの、評価 損や、支払保障保険を不当に販売した顧客への賠償金、ロンドン銀行間 取引金利(LIBOR)の不正操作の問題で科された6億1200万ポンド の制裁金などに直面している。

原題:Cameron Tells RBS to Speed Up Revival, Keeps Giveaway Alive (1)(抜粋)