伊銀モンテ・パスキ、追加損失1870億円計上か-デリバティブで

イタリアの銀行、モンテ・デイ・パ スキ・ディ・シエナはデリバティブ(金融派生商品)取引の会計処理修 正で最大15億ユーロ(約1870億円)の追加損失を計上する可能性があ る。同行救済に異議を唱える訴訟での提出資料から分かった。

世界最古の銀行であるモンテ・パスキは、デリバティブを使った損 失隠しの疑いで監督・検察当局の調査・捜査対象となっている。株主に 情報が十分開示されていなかったある取引では、融資に見せかけた仕組 み取引でイタリア国債の動きを読み違えていたと、ブルームバーグ・ニ ュースが1月17日に報じている。

訴えを起こしている消費者団体のコダコンスの提出資料によると、 モンテ・パスキはこの取引をクレジット・デフォルト・スワップ (CDS)に分類し直す必要があり、契約成立後にイタリア国債が下落 していることから損失計上が必要になる。

モンテ・パスキの関係者と監督当局のイタリア銀行(中央銀行)は コメントを控えた。

原題:Monte Paschi Accounts Questioned in Suit Opposing State Bailout(抜粋)

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