香港株:下落、中国の不動産抑制策を懸念-カジノ株にも売り

香港株式相場は下落。中国当局が不 動産価格の抑制措置を強化する可能性があるとの懸念で不動産株が売ら れた。カジノ銘柄も軟調だった。

中国政府系のチャイナ・リソーシズランド(華潤置地、1109 HK) は4.4%下げた。来月の全国人民代表大会(全人代)の前後に中国政府 が不動産抑制策を導入する公算が大きいとの一部報道が響いた。同業の 中国海外発展(688 HK)は3.3%安。

カジノ運営のサンズ・チャイナ(1928 HK)は4.4%安。今月これま でのマカオのカジノ業界の収入は予想を下回っているとのリポートが材 料視された。銀河娯楽(27 HK)も4.9%の下げ。

サウスチャイナ・モーニング・ポスト紙を発行するSCMP集団 (583 HK)は反落し、7.4%安。大株主が出資を増やすとの観測で、18 日には15年ぶり大幅高を記録した。

ハンセン指数は前日比238.03ポイント(1%)安の23143.91。ハン セン中国企業株(H株)指数は同1.8%安の11525.70と、今年の最安値 となった。

ホワイト・ファンズ・マネジメントのマネジングディレクター、ア ンガス・グラスキー氏(シドニー在勤)は、「中国政府は大都市の不動 産価格の伸びを制限することを望んでいる」と指摘。「向こう数週間は 相場変動がやや大きくなる公算が大きい」と話した。

原題:Hong Kong Stocks Drop as Property, Casino Shares Lead Declines(抜粋)