米中首脳に関係改善のチャンス、日中関係を懸念-前豪首相

オバマ米大統領と中国共産党の習近 平総書記には、中国の軍事・経済面での台頭に対応する政策をまとめる チャンスがあるとオーストラリアのケビン・ラッド前首相が指摘した。

ラッド氏(55)はブルームバーグがメルボルンで18日開催した経済 界首脳を集めた会合で講演し、日米中を巻き込む東シナ海での対立が地 域の安全保障を脅かす中で、米中の2大国は理解の不足を克服しなけれ ばならないと語った。

「中国は地域と世界に影響力と力をどのようにして展開していくか という問題に対処している。これはまだ答えの出ていない問題だ。米国 と中国がこれを将来どのように具体化するかに取り組むチャンスが開か れており、今が極めて重要な時期と考えるのはそのためだ」と訴えた。

1981年から88年の間にストックホルムと北京で外交官を務めた経歴 を持つラッド氏は「日中関係の軌道はますます後ろ向きになっている」 と述べ、「ある種の国家主義的な危険が存在する」と警告した。

原題:Obama, Xi Have Window to Improve U.S.-China Relations, Rudd Says(抜粋)

--取材協力:Robert Fenner、Malcolm Scott、Michael Heath.

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