仏大統領、ユーロ圏の回復見通し強調へ-ギリシャ訪問で

ギリシャが約3年前に欧州債務危機 の引き金を引いてからフランスの大統領として初めてアテネを訪問する オランド大統領は、ユーロ圏のプラス成長回復への見通しを強調する方 針だ。

昨年5月の大統領選で財政緊縮より成長を重視する公約を掲げて当 選した社会党のオランド大統領は19日の首脳会談で、ギリシャをユーロ 圏にとどめる意向をあらためて表明するとともに、同国のサマラス首相 に対し経済改革を進めるよう強く求める。仏政府当局者が記者団に説明 した。

ドイツのメルケル首相が昨年10月に訪問した際には欧州救済の条件 となる緊縮策に反対する市民らによる抗議活動が行われたが、オランド 大統領の訪問ではそうしたデモ行為などはなさそうだ。欧州の2大経済 大国であるドイツとフランスは、2010年4月以降2回のギリシャ救済策 で最大の資金を提供している。

ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)の 金利ストラテジスト、マイケル・ミカエリデス氏(ロンドン在勤)は 「フランスはドイツとほぼ同じ規模の資金を拠出しているにもかかわら ず厳格な緊縮策の必要性についてあまり主張していないことから、オラ ンド大統領はメルケル首相より好意的に迎えられる公算が大きい」と述 べた。

原題:Hollande to Play Up Euro Recovery Prospects in First Greek Visit(抜粋)

--取材協力:Marcus Bensasson、Gregory Viscusi.

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