中国の鉄鉱石輸入需要の伸び、予想下回る可能性-価格差で

中国の春節(旧正月)後の鉄鉱石輸 入需要の伸びが予想を下回る可能性がある。輸入価格が国内産と比較し て割高な水準となっており、競争力が弱まっているためだ。

スチール・インデックスのデータによると、中国天津港に荷揚げさ れる鉄鉱石の輸入価格は18日、1.4%高の1ドライトン当たり157.20ド ル。同社と調査会社の北京安泰科信息発展の情報を基にブルームバーグ が集計したデータでは、この価格は国内産鉄鉱石の15日の平均価格を1 トン当たり12.40ドル上回っている。中国は世界最大の鉄鉱石購入国。

アークティック・セキュリティーズのアナリスト、エリック・ニコ ライ・スタブセス氏は18日、電子メールで送付したリポートで春節後に 操業を再開する中国の鉄鋼会社の在庫補充は、国内の港湾の在庫が減少 していても予想を下回る可能性があると指摘。ノルウェー最大の船舶ブ ローカーの投資銀行部門RSプラトー・マーケッツは同日、電子メール のリポートで、中国産と比較して輸入価格が割高であるため購入が抑制 される可能性があるとの見方を示した。

原題:China Demand for Iron Ore Imports Seen Curbed on Price Gap (1)(抜粋)