米グーグルにEU当局が制裁金も-個人情報方針めぐり

インターネット検索最大手の米グー グルは、欧州連合(EU)のデータ保護監督当局から制裁金を科せられ る可能性がある。プライバシーに関する自社方針をどのようにEUの個 人情報保護規則に従わせるかについて、期限までに当局に回答しなかっ たためだ。

フランスの個人情報保護監督機関である「情報処理と自由に関する 国家委員会(CNIL)」は18日の声明で、グーグルはEUのデータ保 護監督当局の勧告に対して「的確かつ有効な」回答を何ら示さなかった と指摘した。グーグルの調査についてはEUの他のプライバシー保護当 局を代表してCNILが主導的役割を担っている。

CNILは、EU当局が調査を継続し、夏までに「制裁措置」を講 じる決意だと説明。どのような措置を取り得るかは明らかにしなかっ た。

これに対しグーグルは電子メールで18日配布した文書で、「当社の プライバシーに関する方針は欧州の法律を尊重しており、よりシンプル で有効なサービスの創造を可能にするものだ」とし、「今回の調査で当 社はCNILに全面協力しており、今後もそうする」と表明した。

同社はまた、EUの昨年10月の勧告に対しては、プライバシー保護 改善のために既に行った変更点のリストを示すことで今年1月8日に回 答しており、調査結果について協議する会合を当局に要請したが、これ までに返答は得られていないと説明した。

CNILの報道官にグーグルが行ったとする回答について電話と電 子メールでコメントを求めたが、今のところ返事はない。

原題:Google May See Fine After Failing to Answer Privacy Concerns (1)(抜粋)