【個別銘柄】ブリヂストや農業関連買い、JIN上昇、ファナック安い

きょうの日本株市場で、株価変動材 料があった銘柄の終値は以下の通り。

ブリヂストン(5108):前日比10%高の2820円。2013年12月期の連 結純利益は過去最高の前期比37%増の2350億円になる見通しと18日発表 した。アナリスト15人の予想平均値2060億円を上回った。円安に加え、 販売数量の増加が貢献する。クレディ・スイス証券は同日付で、目標株 価を2400円から3200円に引き上げた。投資判断は「アウトパフォーム」 を継続。秋田昌洋アナリストはリポートで、市場目線を大幅に上回る会 社計画は世界観が変わるポジティブ・サプライズ、と評価した。

住友ゴム工業(5110):3.5%高の1412円。クレディ・スイス証券 は18日付で、目標株価を1300円から1500円に引き上げた。投資判断は 「アウトパフォーム」を継続。秋田昌洋アナリストはリポートで、欧米 など足元の需要は弱いが、13年12月期の世界販売は下期にかけて改善に 向かう方向と指摘、同期営業利益予想を740億円から770億円に増額(会 社計画730億円)した。

農業関連株:井関農機(6310)が8.7%高の275円、クミアイ化学工 業(4996)が4.5%高の512円、コープケミカル(4003)が5.7%高の111 円、クボタ(6326)が1.3%高の1079円など。18日の産業競争力会議 で、安倍晋三首相は農業分野に関し「従来の発想を超えた大胆な対策を 講じたい」と述べ、農業の構造改革加速や農産品の輸出拡大を進める方 針を示しており、業界活性化を見込む買いが入った。

グリー(3632):2.7%高の1154円。発行済み株式数の1%に相当 する230万株、30億円を上限にした自社株買い実施方針を18日発表し た。取得期間はきょうから3月22日まで。また、ヤフー(4689)とスマ ートフォン向けの交流ゲームを共同で開発・運営する新会社を3月15日 に設立するとも発表した。

工作機械株:ファナック(6954)が4.1%安の1万4530円、不二越 (6474)が3.4%安の369円、オークマ(6103)は1.4%安の692円など。 日本工作機械工業会が18日に発表した1月の工作機械受注額(確報)は 前年同月比26%減と、9カ月連続でマイナスだった。中国が同65%減と なるなどアジアでの落ち込みが目立った。JPモルガン証券の中橋透ア ナリストは19日付の投資家向けメモで、昨年は1月だった春節休みがこ としは2月だったことを考慮すればネガティブな印象と述べ、機械セク ターについて引き続き静観のスタンスを推奨した。

ジェイアイエヌ(JIN、3046):8.9%高の3975円。田中仁社長 は、ブルームバーグ・ニュースのインタビューで、国内や海外店舗の増 加により、売上高1000億円の目標を前倒しで達成する見通しを示し た。2018年8月期までの5年間で、1月末で177店ある国内店舗を500店 に、中国では10倍の100店まで増やす。これにより現行計画で20年8月 期としていた売上高目標は2年早く達成する見込み。

小糸製作所(7276):2.2%安の1456円。ヘッドランプなどの自動 車用照明部品の販売をめぐり受注調整を繰り返していたとして、公正取 引委員会が、独占禁止法違反(不当な取引制限)で小糸製と市光工業 (7244)に総額40億円超の課徴金納付を命じる方針を固めたことが分か った、と19日に共同通信が報じた。

ガンホー・オンライン・エンターテイメント(3765):4連騰 し、9.5%高の260万円で終えた。14日に、12年12月期の連結営業利益は 前の期に比べ7.9倍の93億円だったと発表。併せて、3月末株主を対象 に1株を10株に分割するとも発表しており、業績好調と投資家層拡大を 期待した買いが継続した。マッコーリー証券では18日付で、投資判断 「アウトパフォーム」、目標株価320万円で調査を開始している。

日産化学工業(4021):2.8%高の1183円。発行済み株式総数 の3.51%に当たる600万株の自己株式を2月28日に消却する、と19日午 後に発表した。株式需給の改善などを期待し買われた。消却後の発行済 み株式総数は、自社株含み1億6500万株になる

キーコーヒー(2594):2.7%安の1563円。大株主などが合計117 万7800株を売り出すと18日発表した。株主分布の改善や流動性向上を図 るという。併せて金庫株32万2200株の売り出しと、22万5000株上限のオ ーバーアロットメントによる追加売り出しも実施。最大で8億790万円 調達する見込みで、商品の品質向上や設備投資に充てる予定。株式需給 の悪化などを懸念した売りに押された。

ティーガイア(3738):6%高の979円。SMBC日興証券が18日 付で、投資判断を「中立」から「アウトパフォーム」に、目標株価 を820円から1000円に引き上げた。武藤重雄シニアアナリストらはリポ ートで、本業の利益改善に周辺事業の成長が加わるとし、携帯販社業界 のトップピック銘柄として推奨。本業のモバイル事業は量販店チャネル の取引見直しによる大胆な改革を決断、1-3月期と14年3月期の損益 改善を期待する、と指摘した。

ラウンドワン(4680):5.9%高の611円。三菱UFJモルガン・ス タンレー証券が18日付で、目標株価を580円から700円に引き上げた。投 資判断は「アウトパフォーム」を継続。村上宏俊シニアアナリストはリ ポートで、既存店売上高プラス転換の時期は5-6月ごろに早まろう、 と指摘する。無料送迎バス、景品機器の増台、プレゼントキャンペーン などの既存店活性化策の効果が発現するとみる。

ランドビジネス(8944):7.9%高の4万7950円。3月29日の株主 を対象に1株を100株とする株式分割を18日発表、4月1日から売買単 位を100株とする単元株制度も併せて採用する。

スタンレー電気(6923):3.6%高の1572円。野村証券が目標株価 を1300円から1800円に引き上げた。投資判断は「買い」を継続。山岡久 紘アナリストは19日付メモで、主力納入先であるホンダの四輪車生産増 加が追い風となるほか、高付加価値なLEDヘッドランプの採用拡大も 予想されると記述した。

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