ブラジル株:ボベスパは11週間ぶり安値-成長予想引き下げ嫌気

18日のブラジル株式市場では、指標 のボベスパ指数が11週間ぶり安値に下落。2014年のブラジル経済成長見 通しをエコノミストが下方修正したことから、緩慢な景気回復が企業収 益を損なうとの懸念が再燃した。

内需に依存する銘柄が売られ、オンライン小売りのB2Wコンパニ ア・グローバル・ド・バレジョは5.9%安と4カ月ぶりの大幅安。鉄鋼 メーカーのウジミナスは3.4%値下がりし、昨年10月26日以来の安値。 中国経済に減速の兆しが見られる中で、鉄鋼価格が下落したことが響い た。石油会社OGXペトロレオ・エ・ガス・パルチシパソンエスはボベ スパ指数構成銘柄でパフォーマンスが最も悪く、原油安を背景に4営業 日続落。

ボベスパ指数は前週末比0.5%安の57613.90と、昨年12月4日以来 の安値で終了。指数構成銘柄のうち下落が46銘柄、上昇は21銘柄。通貨 レアルは0.3%高の1ドル=1.9633レアル。

証券会社ソウザ・バロス・コレトラのエコノミスト、クロドイル・ ビエイラ氏は電話インタビューで、「景気回復に予想以上に時間がかか れば、企業収益は徐々に減少し、株価が調整を経ることは避けられない だろう」と指摘した。

ブラジル中央銀行がエコノミスト約100人を対象に実施し18日公表 した調査によると、来年の国内総生産(GDP)の伸び率見通し は3.65%(中央値)と、前週の3.8%から低下した。今年の成長率予想 は3.08%で、前週の3.09%から下方修正された。

原題:Bovespa Drops to 11-Week Low as B2W Falls on Brazil Growth View(抜粋)