欧州株:3日続落、ECB総裁が景気回復へのリスクを指摘

18日の欧州株式相場は3営業日続 落。カールスバーグなどの企業利益が予想を下回ったのに加え、欧州中 央銀行(ECB)のドラギ総裁が域内の景気回復に対するリスクを指摘 したことが手掛かり。

デンマークのビール会社、カールスバーグは昨年5月以降で最もき つい下げとなった。スペインの電話会社テレフォニカは同年8月以来の 安値を付けた。外貨ポジションに絡んで4億3800万ユーロの税引き前損 失を計上したことが業績に悪影響を及ぼしたという。一方、 フランス の銀行ナティクシスは2009年8月以降で最大の値上がり。株主に20億ユ ーロ相当の特別配当を実施する計画を発表した。

ストックス欧州600指数は前週末比0.2%安の286.76で終了。年初来 では2.5%上げている。18日の米金融市場はプレジデンツデーの祝日の ため休場だった。

クッツ(チューリヒ)で最高投資責任者(CIO、欧州担当)を務 めるノーマン・ビラミン氏は、「地域経済の弱さを思えば、業績が予想 を下回ったのはそれほど驚きではない。今年は安定に向かうだろう」と 語る。「世界的に株式市場へのセンチメントはいまだにかなり強気だ。 今最大の懸念はこれだ。誰もがトレードの同じ側にいる。ユーロがポン ドや円に対して強いのは、ユーロ圏の成長にとって向かい風だ」と続け た。

ドラギ総裁は今年の早い時期におけるユーロ圏経済の弱さを示した 上で、その後は「極めて緩やかな回復」が続くとの見通しを示した。同 総裁はただ、景気見通しへのリスクは依然として下向きのままだと指摘 した。

18日の西欧市場では18カ国中14カ国で主要株価指数が下落した。

原題:European Stocks Fall for a Third Day; Carlsberg Misses Forecasts(抜粋)

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